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学生枠 Free
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Description
PyCon JP Keynote Returns
PyCon JP 2014 Keynote Speakerのサイボウズラボ西尾さんと、PyCon JP 2015 Keynote Speakerのビープラウド佐藤が、エンジニアをテーマにお話しします。
第1部: エンジニアのための学ぶ技術(19:00〜20:00)
サイボウズラボ 西尾泰和 氏(Twitter: @nishio)
概要
「教える/教わる」役割が固定化すると、互いに知識を交換して学ぶことができなくなります。
これは、一部の教える人に負担が集中し、一部の人のバイアスが組織全体に広まる、組織にとっては避けたい状態です。
この状態を避けるために何ができるか、KJ法とクリーンランゲージとU理論を絡めて解説します。
自己紹介
24歳で博士(理学)取得、その後1年間のポスドクを経て、2007年からサイボウズ・ラボ。
2011年東京工業大学に入学し、技術経営修士取得。グループウェアの研究を通じて、人間の知的生産性を向上させるシステムに強い関心をもつ。
本講演に関連するアウトプットとしては、著書「コーディングを支える技術」、京都大学サマーデザインスクール「学び方のデザイン」、Web+DB Press特集「エンジニアの学び方」、同連載「視点を変えてみよう」、サイボウズ式連載記事「続・エンジニアの学び方」などがある。
2部: エンジニアコミュニティで組織は動き出す 2nd Edition (20:05〜21:00)
株式会社ビープラウド 佐藤 治夫(Twitter: @haru860)
概要
工業が中心の工業社会では、階層型、上意下達の組織形態で、働き手の中心はブルーワーカーと呼ばれる人たちで、世の中の大半を占めていました。
ピーター・ドラッカーのいう、知識社会では、エンジニアなどのナレッジーワーカーが主な働き手となります。エンジニアのようなナレッジワーカーがのびのびと創造性を発揮し、価値を創り出すためには、工業社会の焼き直しのような組織ではなく、知識社会のための組織が必要になります。
現代社会は工業社会から知識社会への移行の過渡期であり、知識社会の組織が、どのような組織であるべきかを模索している段階なのではないでしょうか。
今回は、知識社会の会社とはどのような組織なのか、エンジニアが創造的になるには、エンジニアと組織の関係などをテーマに、未来の会社がどのようになるのかということについてお話ししたいとおもいます。
PyConJP2015のkeynoteの内容をベースとして、大幅に増補改訂した第2版です。
自己紹介
佐藤治夫。株式会社ビープラウド代表取締役。2006年5月、株式会社ビープラウドを設立。2008年4月からpythonを開発のメイン言語に採用。その開発活動の成果として、pythonによる開発のノウハウ(プログラミング、開発プロセス、ツールの活用、ドキュメンテーションなど)をまとめあげた「pythonプロフェッショナルプログラミング(秀和システム)」 を2012年3月、2015年2月に第2版を上梓。PyConJP 2015のkeynote speakerとしても登壇した。
ブログ:ビープラウド社長のブログ